対話。

 

 

 

 

ようこそ、宇宙喫茶 くらげやへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日書いた、風通しについては

何にも通じますね。

 

環境や人間関係も、決まりきってしまうことは良くありません。

 

時にはこちらから、変化を作っていくことも必要になってきます。

 

 

 

 

人間関係において、対話はとても大切ですが

本当に、しっかりと誰かと対話を試みるというのは

実際、なかなか難しく、体力も気力も使うものです。

 

なので私は、最小限の人間関係で生きているのですが

それは、人それぞれの選択でしょう。

 

 

 

 

お互いに安心して話そするには、そこまでの関係性を築き、

そうなるだけの時間が必要なことは勿論あります。

 

密度が問題で、時間は問題でないように言われることもありますが、

 

ただ必要な時にそこにいてくれた、

あるいは

特に会話をしたわけではなくても、同じ空間にいることが多い

ということは、何よりの縁になることがあるのです。

 

 

時間の見えない影響力は、とても大きいです。

これもいつかお話ししましょう。

 

 

 

 

 

さて、

特に大切な話をする時には

自分と相手、双方の準備も必要です。

 

お互いが安心して話せる空間で話をすること、

相手も自分も、日常の細々したことの影響を受けず

そのことに集中して話せる時期、時であるか。

 

 

お互いに、話し合う、という姿勢が一致していないと始まりません。

 

相手あってのことの難しさですね。

 

 

 

 

話す姿勢、聞く姿勢は、

小学生の頃などに何度も先生に教えられた記憶がありますが

目と耳と、心で聞くというのは

大人になった今でも、大切にしていることです。

 

 

人の考えていることは分かりませんが、

感情は比較的、見えやすいのです。

 

注意深く聞いていれば、声のトーンや仕草、表情などで

言葉にしていないことを理解することができるかもしれません。

 

 

また、人間は誰も彼も、理想像のように

合理的にはできていません。

 

実際、人間とはとても非合理的な生き物です。

明らかに得策ではなく、どうしてそうなるの?と思えるようなことでも

誰かにとっての、確かな真実であることは、あります。

 

 

 

しかし、正確で落ち着いた姿勢も忘れないために

目の前の相手だけでなく、その奥、

相手の語る人物や過去、状況を「引き」の視点で見ることも大切です。

 

コンテクストを探る、と言われたりもします。

 

 

その上で、決めつけやジャッジを避けること。

そんな権利は、誰にもありませんからね。

 

 

 

 

また、自分が語り手の場合、

良い人でいようとせず、正直者であろうとすることも重要です。

 

 

遠回しに、わかって欲しいという思いだけで伝えても

相手には相手の事情と理解、感情があり、

言葉を尽くしたからといって、何もかもが伝わるものではありません。

 

誰も悪くなくても、行き違うことはあります。

 

 

感情優位にならず、本当に伝えたいこと、

前向きに話し合えることを、最低限で伝えるのが理想的です。

 

 

ついつい、感情ばかり話してしまって

結果的に何1つ伝わっていないのは、よくあることですね

 

 

まず、

感情は、自分だけのものです。

自分が、自分のために、自分で対処するもので

相手にぶつけるものではありません。

 

 

自分で自分のご機嫌を取り、気持ちよく生きるのが

自己責任、と私は考えています。

 

 

 

伝えることは、その感情を自分で処理した上で

こう感じたから、できたらこうして欲しい、という話し合いであるはずです。

 

相手、が出てくるのは、そこですからね。

 

 

 

 

 

 

対話、を紐解くと、ここに挙げた以上に多くの要素が絡んでいます。

 

 

最近は、アサーティブ、という言葉もよく聞きますが、

こういうことは、知り、学ぶことが大切なのは確かとしても

 

実際の体験が欠けていると、実感し、実践として活かしにくいのが

なかなか難しいところです。

 

 

 

ですが、

人間関係も、実は失敗してなんぼです。

 

本当に大切な人は、ちょっと諍いがあっても

縁は途切れず、続いていきます。

 

 

 

 

恐れずに、時に豪快に。

 

自ら窓を開けて、何事も風を通していきましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今日はこの辺りで。

またのお越しを。